2021年もあとわずか…
今年も信友会ブログを見ていただき、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします!!
来年こそはウルトラ良い一年にしていきタイガー!!
✍(◔◡◔)不定期更新!
信友会役員による小説掲載第3弾!!
今日で小説企画は最後になります。(⊙_⊙;)
続きが気になる方は信友会役員がいる月①番教室までお越しください。¯\_( ͡° ͜ʖ ͡°)_/¯
「青空の防衛団~君と紡ぐ未来~」
着替えが終わり一階に下りると、ふわっといい香りがしてきた。
ちとせ「お兄ちゃん、朝ご飯冷めちゃうよ~」
コロコロとした可愛らしい声が聞こえる。
光希「あぁ、ちとせ、すぐに食べるよ」
テーブルを見ると、ハムエッグ・トースト・牛乳が置かれていた。いつも朝は同じメニューだけで嫌いなものがあるわけでもないし、なんせ美味しいから気にしていない。
いつもより急いで食べ始めると目の前でちょっとした驚きが起きている。
光希「奏、何食べてるの?」
奏「え、あんパンだけど?」
光希「朝ご飯食べてたんじゃ…」
今まで寝ぼけていた頭が急に動きだし、ハッとして思い出した。俺の幼馴染は大のあんパン好きだったのだ。
いつから好きになったのかは覚えていないけど、1日1個は食べてるんだよな、よく飽きないなって思う…俺なら一週間で発狂しそうだ。とりあえず、そっかと苦笑いしながら黙って朝食を平らげた。
ちとせ「ハンカチ持った?忘れ物ない?友達ちゃんと作るんだよ?奏お姉ちゃん、お兄ちゃんの事よろしくね!」
光希「大丈夫だよ!」
奏「まっかせて!!」
光希&奏「行ってきます!!」
ちとせ「…うん!行ってらっしゃい!」
気のせいか、ちとせの顔が少し悲しそうに見えた。
作:信友会副会長セキオ
🎤 本日は信友会総会
今年度最後の行事となる信友会総会が行われました。昨年度と同様に感染症対策のため、校内放送で実施をしました。 更新が遅れてしまい、楽しみにしていた方ごめんなさいm(_ _)m
前回読んでいない方は是非前回から読んでね!
「青空の防衛団~君と紡ぐ未来~」(第2回)
光希「ねぇ」
奏 「ん、何?」
光希「とりあえず着替えたいんだけど…」
いくら約16年間一緒にいる幼馴染でも、同い年の女子の目の前で着替えるのは、さすがに厳しい。
奏 「あ…ごめん!ちとせちゃんがご飯作ってくれてたよ!温かいうちに食べてあげてね。」
ちとせは二つ下の俺の妹だ。父さんと母さんがいなくなってから、家事を俺と半々でこなしてくれている。
光希「うん、ありがとう!」
素直にうなずくと奏は笑顔で部屋を出て行った。
光希「さてと…」
準備をするか、と軽くため息をついた。 (次回へ続く)